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| まず最初にやっておきたいこと |
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| 空き家へ行った時にご近所にお住まいの方を見かけたら、 |
| 挨拶程度でも構いませんので積極的に声を掛けるようにしましょう。 |
| お住まいの方からすれば、近所の空き家は迷惑な存在です。 |
| 中には、たとえきちんと空き家が管理されていたとしても、 |
| 空き家が存在する、ただそれだけで不快に思っている人もいます。 |
| これは、昨今の空き家問題に関するマスコミ報道等の影響によって、 |
| 「空き家=悪」といった誤った認識を持たれている方が少なからず存在するからです。 |
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| 空き家をいくら適正に管理しているといっても、 |
| 住んでいる人以上にきちんと管理できる人はいません。 |
| 秋になると空き家の木からは毎日のように葉が落ちますし、 |
| 草刈りができていない庭からは虫が発生します。 |
| 犯罪者が出入りして、お隣のご家族に危害を加える可能性だってあります。 |
| 卑屈になる必要はありませんが、 |
| ご近所には少なからず迷惑をお掛けしている。 |
| その自覚は必要です。 |
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| 特に敷地が接するお家の方とは良好な関係を維持しましょう。 |
| 電話番号を知らせておけば、空き家に何かあった時には必ず連絡を頂けます。 |
| 緊急な対応が必要な時には率先して行動を起こしてくれます。 |
| 空き家を適切に管理する為には、ご近所の協力もまた不可欠なのです。 |
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| 話は変わりますが、空き家で問題となるのが敷地内の駐車場です。 |
| ご近所の方から「時々使わせてほしい。」といったお願いをされる場合があります。 |
| こちらとしては普段は使っていないわけですから軽い気持ちで承諾しがちですが、 |
| これが度々トラブルを生んでしまいます。 |
| 一人に駐車場の使用を許可すると、 |
| それを見た他の方は承諾を得て駐車していることを知りませんので、 |
| その空き家の駐車場は誰でもが勝手に駐車して良いものだと考えます。 |
| そのような方が複数人に増えると、 |
| その駐車場は誰でもが利用できる無料の駐車場になってしまい、 |
| いざ自分が停めようとしたときに知らない車が停まっていて駐車できない |
| といった状況が発生してしまいます。 |
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| 駐車場には施錠を行なう、またはチェーンを張るなどして |
| 誰にも駐車させないようにするのが理想ですが、 |
| 多少なりともご迷惑をお掛けしているご近所の方ですから、 |
| 駐車場の使用を断ることは簡単ではありません。 |
| そのような場合にはあらかじめ駐車する場合のルールを決めておくことが大切です。 |
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| 1.施錠できる駐車場は可能な限り施錠を行ない、 |
| 駐車を承諾した人にカギを預けておく。(または暗証番号を教えておく。) |
| ※カギよりも自転車のダイヤル式チェーンキーの方が便利です。 |
| 2.施錠できない駐車場には「無断駐車禁止」等の標識を掲示する。 |
| 3.駐車した車のダッシュボードに |
| 名前と携帯電話の番号を記載した紙を掲示してもらう。 |
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| といった対策が有効です。 |
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